STORY

北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に、怪盗キッドからの予告状が届いた。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だという。ビッグジュエルを追い求めるキッドが、なぜ刀を狙うのか…?一方、西の名探偵・服部平次とコナン達も、函館で開催される剣道大会の為に現地を訪れており、犯行予告当日、平次がキッドの変装を見事見破り追い詰めるが…!?時を同じくして、胸に十文字の切り傷がつけられた遺体が函館倉庫街で見つかる。捜査線上に浮かび上がったのは、“死の商人”と呼ばれ、アジア一帯で武器商人として活動する日系アメリカ人の男。彼は戦時中の軍需産業に深く関わっていた斧江家初代当主が函館のどこかに隠したとされるお宝を探していた。それは、当時、日本の敗色濃厚だった戦況を一変させるほどの強力な兵器だという噂も…そして、そのお宝とキッドが狙う刀はどうやら関係があるようで、刀を狙うキッドに対し、謎の“剣士”の影が迫り…

キーパーソン

“月下の奇術師”怪盗キッド…変装の達人で、世界中を騒がしている神出鬼没の怪盗。国際犯罪者番号(シークレットナンバー)から怪盗1412号と呼ばれていたが、若き日の工藤優作が『1412』の走り書きを『KID』と呼び、〈怪盗キッド〉の愛称が誕生した。実は現在の怪盗キッドは2代目で、正体は高校生の黒羽快斗。彼は亡き父の死因を探るべく、そのあとを継いで怪盗キッドとなり、ビッグジュエルと呼ばれる宝石を探し求めている。快斗の顔は新一そっくりで、以前、彼を見かけた蘭が新一と間違えたほど。
“西の高校生探偵”服部平次…関西では名の通った高校生探偵。推理力では同い年の新一にひけをとらない。父親の服部平蔵は大阪府警本部長。おかげで幼い頃から顔なじみの大滝警部などから捜査情報をこっそり教えてもらうことも。また推理力同様、父親ゆずりの剣道の腕前はかなりのもの。コナンの正体が新一だと知る数少ない1人で、コナンと一緒にコンビを組み、多くの難事件を解決している。
“平次の幼なじみ”遠山和葉…平次の幼なじみで同じ高校に通う女子高生。父親は大阪府警刑事部長。合気道二段の腕前。気さくで明るく、蘭とも仲良し。子どもの頃に平次と手錠で遊んでいて外れなくなり、その間、風呂もトイレもずっと一緒だったという腐れ縁である。このときの鎖のかけらを平次とお揃いのお守りの中にいれていつも持ち歩いている。競技かるた大会の決勝戦では高校生チャンピオンの大岡紅葉と対戦している。
“六代目”沖田総司…京都泉心高校の剣道部員で、大岡紅葉のクラスメイト。新選組の天才剣士だった沖田総司の六代目にあたる。 平次が出場した剣道大会で、蘭に“新一みたい”と思われるほど、工藤新一と顔立ちが似ている。初代沖田総司の三段突きを上回る「五段突き」が得意技で、剣道の試合で平次の耳の裏に傷を負わせたことがある。
“百人一首の高校生チャンピオン”大岡紅葉…京都泉心高校2年。沖田総司とはクラスメイト。小さい頃に競技かるたで平次と対戦をした時以来、平次を「未来の旦那さん」として思いを寄せており、平次の幼なじみである遠山和葉をライバル視している。
“大岡家執事”伊織無我…大岡家の執事。大岡紅葉に仕えており、移動用車両の運転手や護衛も行う。かつて公安警察に所属していた過去があり、安室こと降谷零とも顔見知りである。
“北海道警捜査一課 刑事”川添善久…北海道警捜査一課の刑事で、コナン達と顔見知りである西村警部の部下。現場に遅刻して来たり、パトカーで縁石に乗り上げたりとドジで残念な刑事だが、函館にまつわるお宝の伝説や宝を狙う容疑者の裏事情にやけに詳しく……!?
“警視庁刑事部捜査二課知能犯捜査係 警部”中森銀三…警視庁捜査二課の敏腕刑事で風貌がどことなく小五郎に似ているが、小五郎とは犬猿の仲である。怪盗キッドの逮捕に燃えているが、キッドからはいつも適当にあしらわれ未だに逮捕はできていない。知能犯係として優秀な頭脳をもっている。
怪盗キッド
服部平次
遠山和葉
沖田総司
大岡紅葉
伊織無我
川添善久
中森銀三
【CCQ:コナンシネマクイズ】あの新選組・土方歳三が函館で失敗したことはどちらでしょう? 1.値段が十両する名刀を購入するのにお金が半分足らなかった/2.函館山に登る途中で下駄の鼻緒が切れた

答えは最新作の中でたしかめよう!!

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